車を手放し貯金をする時期って必ず訪れるんです。
そんなあなたの悩みを解決し、もっと手軽に、もっと賢く、憧れのカーライフを再スタートできるのが「カーリース」です。頭金ゼロから新車に乗れて、税金も車検も月々定額。煩わしい車の管理から解放され、あなたはただ、ドライブを楽しむだけ。
この記事では、数あるカーリースの中からあなたにぴったりの一台を見つけるための徹底比較から、気になる審査のポイント、そして「もう一度始める」ための具体的なステップまで、全てを分かりやすく解説します。
さあ、「カーリースおすすめ比較|もう一度始める新カーライフ」で、あなたの新しい車の物語を始めましょう!
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1. カーリースとは?車との新しい関係
購入・レンタカーとの違い
車を利用する方法はいくつかありますが、カーリースは「購入」とも「レンタカー」とも、性質が大きく異なります。それぞれの違いを理解することで、カーリースがあなたのライフスタイルにどうフィットするかが見えてくるでしょう。
1. 車を購入する場合
- 所有権: 車はあなたのものになります。
- 初期費用: 頭金や諸費用がかかり、まとまった出費が必要です。
- 維持費: 自動車税、車検費用、自賠責保険料、任意保険料、メンテナンス費用など、月々や年ごとに変動する費用を自分で管理・支払います。
- 売却: 将来的に車を手放す際は、自分で買取業者を探し、手続きを進めます。売却額は市場状況に左右されます。
- メリット: 完全な自由度、最終的に自分の資産になる。
- デメリット: 初期費用が高額、維持費の管理が複雑、売却時に損をするリスク。
2. レンタカーの場合
- 所有権: レンタカー会社のものです。
- 利用期間: 数時間~数日、長くても数週間程度の一時的な利用がほとんどです。
- 費用: 利用時間や日数に応じたレンタル料金を都度支払います。ガソリン代は別途。
- 手続き: 借りるたびに店舗での手続きが必要です。
- メリット: 必要な時だけ気軽に利用できる、様々な車種に乗れる。
- デメリット: 日常使いには不向き、長期利用だと割高になる、借りる手間がある。
3. カーリースの場合
- 所有権: 基本的にリース会社にあります(一部例外あり)。
- 利用期間: 3年、5年、7年といった中長期の契約が一般的です。
- 費用: 月々定額のリース料金を支払います。税金や車検、メンテナンス費用が含まれるプランが主流。ガソリン代や駐車場代、任意保険料は別途の場合が多いです。
- 手続き: 一度契約すれば、期間中の車の管理に関する多くの手間はリース会社が代行してくれます。
- メリット:
- 月々の支払いが一定で家計管理がしやすい。
- 初期費用を抑えて新車に乗れる。
- 車検や税金など、車の維持に関する手間が少ない。
- 常に新しい車に乗れる。
- デメリット: 契約期間中の解約が難しい、走行距離制限がある場合がある、車のカスタマイズに制限がある。
このように、カーリースは購入とレンタカーの「良いとこ取り」をしたようなサービス。特に「車の維持管理をシンプルにしたい」方や「まとまった出費なしに新車に乗りたい」方にとって、非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。
「頭金なし」から始まる魅力
車を購入する際、多くの方が頭金(車両価格の一部を最初に支払うお金)の準備に頭を悩ませます。数十万円、時には100万円以上もの頭金を用意するのは、簡単なことではありませんよね。これが、新しいカーライフを始める上での大きなハードルとなっているケースは少なくありません。
しかし、カーリースなら、「頭金なし」で新車に乗り始められるプランが豊富に用意されています。
なぜ頭金なしでOKなのかというと、カーリースの月額料金は、車両本体価格から契約満了時の残価(車の予想価値)を差し引いた金額をもとに算出されるからです。そのため、車両価格の全額を支払う必要がなく、月々の負担を抑えることができるのです。
まとまった資金がなくても、憧れの最新モデルや、家族構成に合ったミニバン、週末のレジャーにぴったりのSUVなど、予算に合わせて自由に車を選べるのが、カーリースの大きなメリット。「頭金がなくて車が買えない…」と諦めていた方にとって、カーリースはまさに「もう一度カーライフを始める」ための救世主となるでしょう。
カーリースは、新車購入とは違う点がいくつかあります。
2. カーリースの全貌!メリット・デメリット徹底解説
カーリースは、あなたのカーライフを大きく変える可能性を秘めています。しかし、そのすべてを理解していなければ、本当に賢い選択とは言えません。ここでは、カーリースが持つ魅力的なメリットと、契約前に必ず知っておきたいデメリットを、それぞれ詳しく見ていきましょう。
2.1. 知っておきたい5つのメリット
カーリースを選ぶ最大の理由は、従来の車の持ち方にはない、たくさんのメリットがあるからです。
「月々定額」で家計が楽に
カーリース最大の魅力は、なんといっても「月々定額」という支払い方法です。車の購入となると、ボーナス払い、突然の車検費用、自動車税の支払いなど、不定期でまとまった出費が発生しがちですよね。
しかし、カーリースでは、車両本体価格から税金、自賠責保険料、車検費用まで、車にかかるほとんどの費用が月々の料金に含まれます。これにより、家計の管理が非常にシンプルになり、将来の見通しが立てやすくなります。突然の出費に慌てることもなくなり、安心してカーライフを楽しめます。
初期費用・税金・車検の不安解消
車を購入する際、最初の大きなハードルとなるのが初期費用です。頭金や諸費用で数十万円から数百万円のまとまったお金が必要になることも珍しくありません。
カーリースなら、この初期費用がほぼかかりません。頭金なしで契約できるプランが豊富に用意されているので、貯金を崩すことなく、憧れの車に乗り始められます。さらに、車の所有にかかる自動車税や重量税の支払い、面倒な車検の手続きもリース会社が代行してくれるので、あなたはただ、車を運転するだけでいいのです。
常に新しい車に乗れる
「せっかくなら新しい車に乗りたい!」そう思う方は多いでしょう。カーリースの契約期間は3年から5年と比較的短く設定できます。
契約が満了したら、次の新車に乗り換えるのが一般的です。これにより、常に最新の安全機能や快適な装備が搭載された車に乗ることができます。車検や修理費用が増えがちな古い車に乗り続ける必要がなくなり、いつでも新しい車で気持ちよくドライブを楽しめます。
2.2. デメリットと注意点を知る
カーリースを検討する際は、メリットだけでなく、デメリットもしっかりと理解しておく必要があります。
中途解約と走行距離の制限
カーリースは中長期での利用を前提とした契約のため、契約期間中の解約は非常に困難です。
- 中途解約の難しさ
転勤やライフスタイルの変化などでやむを得ず契約を解除する場合、残りのリース料金や違約金など、高額な費用を請求されることになります。 - 走行距離の制限
ほとんどのカーリースには、年間または月間の走行距離に上限が設けられています。「月間1,000kmまで」といった制限を超過すると、契約満了時に追加料金が発生する可能性があるため、ご自身の走行距離を考慮してプランを選ぶ必要があります。
カスタム自由度と残価の注意
カーリースは、車の所有者がリース会社であるため、自由度が限られる点にも注意が必要です。
- カスタマイズの制限
原則として、原状回復が難しいカスタマイズはできません。車に穴を開けるような改造や、純正パーツの変更などは許可されないことが多いです。 - 契約満了時の残価精算リスク
「オープンエンド契約」の場合、契約満了時の車の実際の価値が、契約時に設定した残価を下回ってしまった場合、その差額をあなたが支払う義務が発生します。事故や大きなキズは査定額に影響するため、このリスクを避けるなら「クローズドエンド契約」を選ぶのがおすすめです。
3. 【目的別】あなたにぴったりのカーリース選び
カーリースの契約には、様々な選択肢があります。「月々の料金を安くしたいのか」「サービスの手厚さを重視したいのか」によって、最適な選び方は変わってきます。ここでは、後悔しないための選び方のコツをお伝えします。
3.1. 料金重視?サービス重視?選び方のコツ
契約期間とプランの種類
カーリースは、基本的に契約期間とメンテナンスプランという2つの要素で料金が変わります。
1. 契約期間
一般的に、契約期間は3年、5年、7年、9年などから選べます。
- 短い期間(3年など): 料金は高めになりますが、短いスパンで新しい車に乗り換えられるのがメリットです。「常に最新の車種に乗りたい」「ライフプランが変わる可能性がある」という方におすすめです。
- 長い期間(7年など): 月々の料金が安くなるのが大きなメリットです。気に入った車に長く乗り続けたい方や、とにかく毎月の出費を抑えたい方に適しています。
2. メンテナンスプラン
メンテナンスプランは、どこまでを月額料金に含めるかによって、主に3つに分かれます。
- 基本プラン: 自動車税や自賠責保険など、法律で定められた費用のみが含まれます。月額料金は最も安いですが、車検費用や消耗品交換費用は自己負担です。
- ライトプラン: 基本プランに加え、車検時の基本費用(法定費用を除く)などが含まれます。
- フルメンテナンスプラン: 車検や税金はもちろん、エンジンオイル交換、タイヤ交換、バッテリー交換などの消耗品交換費用まで含まれています。月額料金は高くなりますが、車の維持費が完全に定額化され、手間がほとんどかかりません。
オープンエンドとクローズドエンド
カーリース契約には、契約満了時の「残価精算リスク」に関する重要な違いがあります。
1. オープンエンド契約
契約時に契約満了時の残価(下取りに出したときの車の価値)を公開する契約方式です。
- メリット: 月額料金を安く抑えやすいことです。残価が明確なため、車の利用状況を把握しやすいメリットもあります。
- デメリット: 契約満了時の車の価値が設定した残価を下回った場合、差額を追加で支払わなければなりません。事故や車の傷、走行距離の超過などがこの差額につながるリスクがあります。
2. クローズドエンド契約
契約時に残価を公開しない契約方式です。
- メリット: 契約満了時の残価精算リスクがないため、追加費用を請求される心配がありません。安心して車に乗ることができます。
- デメリット: 月額料金はオープンエンド契約よりも高くなる傾向があります。
「月々の支払いを少しでも安くしたい」方はオープンエンド契約を検討できますが、「追加費用を払うリスクを避けたい」方はクローズドエンド契約を選ぶのがおすすめです。多くのリース会社が、クローズドエンド契約を主流にしています。
契約期間、メンテナンスプラン、残価精算の方法を理解した上で、あなたのライフスタイルに合ったカーリースを選びましょう。
3.2. 【2025年】おすすめカーリース比較
距離で支払うマイカーリース「エンキロ」
N-BOXのリース最安値!もらえるリースもあるニコノリ
国産全メーカーからお好きな新車を選らべるMOTAカーリース
今ならAMAZON GIFTプレゼントのリーズナブル
国産/輸入車約300車種から選べるSOMPOで乗ーる
4. 気になる審査と契約!スムーズに進めるコツ
4.1. カーリース審査の基本と基準
「カーリースは審査があるって聞いたけど、どんな基準なの?」
「新車に乗りたいけど、審査に通るか不安…」
このように、カーリースの審査に関して不安を感じている方は少なくありません。しかし、審査の仕組みや基準を事前に知っておけば、必要以上に心配することはありません。ここでは、カーリース審査の基本と、特に重視されるポイントについて解説します。
審査で重視されるポイント
カーリースの審査は、基本的に「この人にリース料を最後まで支払い続けてもらえるか?」という点を判断するために行われます。そのため、以下の3つのポイントが特に重視されます。
1. 支払い能力
最も重要なのが、あなたの支払い能力です。これは、毎月安定した収入があるか、という点で判断されます。
- 雇用形態: 正社員、公務員は有利とされますが、派遣社員や契約社員、自営業者でも、継続的な収入が証明できれば審査に通る可能性は十分にあります。
- 勤続年数: 勤続年数が長いほど、収入の安定性が高いと判断されます。一般的に1年以上が目安とされますが、短い場合でも他の要素(年収など)でカバーできることもあります。
- 年収: 年収と月々のリース料のバランスが重要です。年収に対するリース料の割合が低ければ、支払い能力が高いと判断されます。
2. 信用情報
あなたの過去の金融取引履歴が「信用情報」として記録されています。クレジットカードの支払い遅延や、過去のローン返済の延滞などがないかを確認されます。
- 確認される情報: クレジットカードの利用履歴、携帯電話料金の分割払い、各種ローンの契約・返済状況などが含まれます。
- 「ブラック」とは?: 過去に長期の延滞や債務整理などを行った場合、信用情報に「異動情報」として記録されます。俗にいう「ブラックリストに載る」という状態です。異動情報があると、審査通過は非常に難しくなります。
3. 申込者の情報
審査では、申込者の年齢や家族構成、居住形態(持ち家か賃貸か)なども総合的に判断されます。これらは、安定した生活基盤があるかを判断する材料となります。ただし、これらの情報だけで審査の合否が決まるわけではありません。
安定収入と信用情報
「審査で重視されるポイント」の中でも、特に重要視されるのが「安定収入」と「信用情報」です。
安定収入
毎月のリース料を滞りなく支払うためには、毎月決まった収入があることが不可欠です。審査では、源泉徴収票や確定申告書などを通じて、あなたの収入が安定しているかを細かくチェックします。会社員であれば勤続年数、自営業者であれば過去数年間の事業実績が判断材料になります。
信用情報
「信用情報」は、金融機関がお金を貸す際に必ず確認する、あなたの「信頼度」を測るためのデータです。
- 過去に支払い遅延がないか
- 他社からの借入額はどのくらいか
- 債務整理などの金融事故を起こしていないか
といった情報が記録されています。
カーリースの審査では、これらの情報を基に「リース料を最後まで支払える信頼できる人か」を判断します。審査に不安がある方は、まずは自分の信用情報を確認してみるのも一つの手です。
4.2. 審査通過率を高めるための対策
カーリースの審査基準を理解した上で、いざ申し込むとなると、「少しでも審査に通りやすくしたい」と思うのは当然です。ここでは、審査の通過率を高めるための具体的な対策を2つご紹介します。
希望車種・プランの見直し
審査に不安がある場合、まずは「申し込み内容を調整する」ことが最も効果的な対策の一つです。
- リース料金の安い車種やグレードを選ぶ
リース料金が安ければ、あなたの収入に対する支払いの負担が軽くなり、審査に通りやすくなります。軽自動車やコンパクトカーは、普通車に比べて車両本体価格が安いため、月額料金も抑えられます。同じ車種でも、グレードやオプションを見直すことで、月額料金を下げられる場合があります。 - 契約期間を長く設定する
契約期間を長くすると、車両価格を分割する期間が伸びるため、月々のリース料金が安くなります。例えば、5年契約から7年契約に変更するだけで、月額の負担が大きく軽減されることがあります。 - 頭金やボーナス払いの検討
カーリースは「頭金なし」が基本ですが、頭金を入れることでリース会社のリスクが下がり、審査に通りやすくなる場合があります。また、月々の支払いを抑えるために、ボーナス払いを併用することも一つの手です。
他の借入状況の整理
審査では、あなたの「支払い能力」が最重要視されます。現在抱えている借金やローンは、あなたの支払い能力を測る上でマイナスに働く可能性があります。
- 既存の借入状況を見直す
クレジットカードのキャッシング枠や、カードローンの利用残高が多い場合は、できるだけ返済を進めてから申し込みをしましょう。携帯電話の分割払いも借金として扱われるため、こちらも残高を減らしておくとより良いでしょう。 - 複数のリース会社に同時に申し込まない
「審査が不安だから、念のため複数の会社に申し込んでおこう」と考える方もいるかもしれませんが、これは逆効果になる可能性があります。短期間に複数のローンやリースに申し込むと、「この人はお金に困っているのでは?」と判断され、かえって審査に通りにくくなることがあるからです。まずは一社に絞って申し込み、万が一審査に落ちてしまった場合は、期間を空けてから別の会社に申し込むようにしましょう。
4.3. 契約から納車までの流れと注意点
審査に無事通過したら、いよいよ契約です。ここから納車までの流れをスムーズに進めるためのポイントと、契約時に確認しておくべき重要な注意点について解説します。
必要書類と契約時の確認事項
契約手続きにはいくつかの書類が必要になります。事前に準備しておくことで、手続きをスムーズに進められます。
【主な必要書類】
- 運転免許証(本人確認書類)
- 印鑑証明書(発行から3ヶ月以内)
- 実印
- 住民票(発行から3ヶ月以内)
- 銀行の通帳またはキャッシュカード(引き落とし口座設定のため)
リース会社によっては、上記以外に収入証明書類(源泉徴収票など)や車庫証明書が必要になることもあります。担当者に事前に確認し、漏れがないように準備しましょう。
【契約時の確認事項】
契約書には、リース料金や契約期間だけでなく、重要な条件が細かく記載されています。後々のトラブルを避けるためにも、以下の点は特に注意して確認してください。
- 月額料金の内訳:何が料金に含まれていて、何が自己負担なのかを必ず確認しましょう。特に任意保険料やメンテナンス費用が含まれているかどうかがポイントです。
- 契約満了時の条件:契約満了時に「返却」「買い取り」「乗り換え」といった選択肢があるか、またそれぞれの条件を確認します。
- 走行距離制限と超過料金:契約で定められた走行距離の上限と、それを超過した場合の追加料金を理解しておきましょう。
- 中途解約の条件:原則として中途解約はできませんが、やむを得ない場合の条件や違約金の金額を把握しておくと安心です。
少しでも疑問に感じることがあれば、契約書にサインする前に必ず担当者に質問し、納得した上で手続きを進めましょう。
納車後のカーライフスタート
契約が完了し、無事に納車されたら、いよいよ新しいカーライフの始まりです。納車後もいくつか注意しておきたいことがあります。
1. 日常的な車の管理
リース会社がメンテナンス費用をカバーするプランもありますが、日常の点検や清掃は自分で行う必要があります。車を綺麗な状態に保つことは、契約満了時の査定にも良い影響を与えます。
2. 任意保険への加入
リース料金に任意保険が含まれていない場合、自分で任意保険に加入する必要があります。万が一の事故に備え、納車日までに必ず手続きを済ませておきましょう。リース車を対象とした保険プランを用意している会社もあるので、担当者に相談してみるのも良いでしょう。
3. 事故や故障時の連絡
もし運転中に事故や故障が発生した場合は、速やかにリース会社に連絡しましょう。勝手に修理に出したりせず、リース会社の指示に従うことが重要です。
新しい車での生活は、ワクワクするものです。契約時の注意点をしっかり押さえ、納車後も適切に車を管理することで、トラブルなく快適なカーライフを送ることができます。
5. よくある質問|カーリースの疑問を解消!
カーリースについて、よくある質問とその答えをまとめました。契約前に抱きやすい疑問や不安を解消し、安心して新しいカーライフを始めるための参考にしてください。
5.1. 残価精算は必ず発生する?
いいえ、必ず発生するわけではありません。
残価精算が必要になるのは、主に「オープンエンド契約」の場合です。この契約では、契約満了時の車の価値(残価)を事前に決めて公開します。もし、実際の車の査定額が設定した残価を下回った場合、その差額をあなたが支払わなければなりません。
一方、「クローズドエンド契約」では、残価が公開されず、残価精算のリスクはリース会社が負担します。そのため、追加費用を請求される心配はほとんどありません。追加費用を避けたい場合は、クローズドエンド契約のプランを選ぶのがおすすめです。
5.2. 走行距離制限を超えたら?
契約時に設定した走行距離の上限を超過すると、超過料金が発生します。
超過料金は、1kmあたり数円〜十数円と設定されているのが一般的です。例えば、1kmあたり5円で、年間500km超過した場合、2,500円の追加費用が発生します。
走行距離が心配な方は、契約時に走行距離の上限を多めに設定できるプランを選ぶか、もしくは走行距離制限がないプランを提供しているリース会社を探してみましょう。
5.3. リース期間中に事故が起きたら?
リース期間中に事故や故障が起きた場合は、速やかにリース会社に連絡しましょう。
リース車両の所有者はリース会社であるため、勝手に修理や廃車の手続きを進めることはできません。リース会社の指示に従って対応することが重要です。
また、修理費用は基本的にあなたが負担することになります。そのため、万が一に備えて、車両保険を含む任意保険に必ず加入しておくことを強くおすすめします。
5.4. 途中解約はできますか?
原則としてできません。
カーリースは中長期での利用を前提とした契約のため、契約期間の途中で解約すると、残りのリース料金や違約金など、高額な費用を請求されます。
やむを得ない事情で解約が必要になった場合でも、自己都合での解約は非常に困難です。契約期間は、あなたのライフプランをしっかり見据えて慎重に決めるようにしましょう。
5.5. 任意保険は自分で加入するの?
基本的には、自分で加入する必要があります。
カーリースの月額料金には、法律で定められた自賠責保険料が含まれていますが、これは対人・対物の最低限の補償しかありません。
万が一の事故に備えて、車両保険や人身傷害保険を含む任意保険に別途加入しておくことを強くおすすめします。リース会社によっては、月額料金に任意保険料を含めることができるプランを提供している場合もあるので、契約時に確認してみましょう。